バンショ和ゲゴヨウ

注目論文ツイート中の人がつづる自然科学の解説拠点

分子生物学

イカしたカラストンビの作り方が分かったゲソ

ヒトの身体で最も硬い場所は歯です。では、イカの身体で最も硬い場所はどこでしょうか。その硬い部分のできる仕組みが、最近になって分かったそうです。

植物ホルモンの作用を「なかったことに」できる試薬が続々登場

植物ホルモン受容体で立体構造が解明され分子設計が可能になったため、植物ホルモンの作用を打ち消す試薬が続々と登場しています。オーキシンに続き、アブシジン酸とジャスモン酸で受容体アンタゴニストが合成されました。

化粧品成分ロドデノールで白斑の副作用が出たのはなぜか

肌がまだらに白くなる「白斑」を起こし自主回収された某社化粧品の美白成分である「ロドデノール」は、細胞の中で別の物質に変化し細胞毒性を示すことが、培養皮膚細胞を使った実験で判明しました。

ウマからマウスまで保存された走り方を決める遺伝子

西暦2014年は午年でした。馬の最先端研究を日本語解説します。たったひとつの遺伝子が、走り方を決めていたというのです。側対歩の走り方ができるかどうかを、転写因子のDMRT3が決めていました。